赤坂街歩き

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赤坂氷川神社裏の崖下の家

立松和平氏

創刊号から立松和平氏

赤坂といえば私には必ず思い浮かべるシーンがある。

文久二(1862)年十月。赤坂氷川神社の裏手の崖の下にある勝海舟の屋敷である。当時海舟は海軍奉行並みという役職についていた。

海舟を斬ろうとして二人の若者が玄関に入っていった。刺客の前に海舟は丸腰のままふらりと立ったのだ。まるで警戒するそぶりもない。壮士然としてたちまち刺客に変じようとする若者に、海舟はこういった。
「貴公ら、わしを斬りにきたのか。斬るなら斬るがいいが、その前にわしの話を聞くのも無駄ではあるまい。ついてくるがよい」
そのまま海舟は無防備に背中を向けたのだった。若者たちはその迫力にどぎもを抜かれ、圧倒されてしまった。

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